電気工学科では何を学ぶのか?具体的内容とカリキュラム

電気工学科では何を学ぶのか?具体的内容とカリキュラム

理系学部の中でも電気電子工学科では、まず中学や高校の理科(物理や化学)などで学んだ延長上の電気や電子の特性を学びます。その知識をベースとして実際に工学的な実習など(電子回路の設計やハンダづけなどの加工、マイコンの製作など)を経てものづくりの基礎を習得し、徐々にレベルを向上させて微積分学やプログラミング、情報工学などと連携を図った上で将来この国の最先端のものづくりを担うだけの技術を持った人材を養成するためのカリキュラムを提供しているのです。

電気・電子工学は社会のさまざまなインフラの最も細密な部分を担い、また、近年ではノーベル賞で話題になった発光ダイオードなど、世界の経済を動かす分野を担い、またロボット工学などと連携して人の生活のありかたを革新させる可能性のある分野です。さまざまな発想を具現化して世の中を便利にしていける無限の可能性のある学問なのです。また、産業の国際化に鑑み、海外の学校との相互留学や英語力の強化なども進んでいます。

最先端の分野を切り開いていくエンジニアや科学者として、一人ひとりの学生を社会に貢献できる人材に育てあげるべく、大学や学会も常に新しいカリキュラムを検討、構築しているのです。