日本大学芸術学部の学科や卒業後の進路について

日本大学芸術学部の学科や卒業後の進路について

誰もが名前を知る有名大学には、例えば東京大学や早稲田大学、慶応義塾大学などがあります。いずれも学力レベルが高くなければ入学ができない難関大学として知られています。

この他、数多くの学部学科から成る日本大学も、日本最大規模の総合大学として有名です。2019年時点で、学生数や卒業者の総数が日本の大学全体でもっとも多いというデータがあるほどです。

日本大学と言えば、日芸の略称で知られる芸術学部も有名です。練馬区の江古田駅にキャンパスを持ち、芸術に関係する幅広い学習ができることから、多くの方に名前を知られています。そんな日本大学の芸術学部に進学を希望する方も多いのではないかと思います。そこで、まずは日本大学芸術学部がどのような学部かを紹介します。

日本大学芸術学部ってどんな学部?

日本大学芸術学部には、写真、映画、美術、音楽、文芸、演劇、放送、デザインの8つの学科があります。いずれの学科も専門分野に関する研究や学習、技術の習得をメインとしながら、社会人に必要な教養についても学ぶことができます。
写真学科:写真技術を習得し、幅広い芸術的教養と知識を身に着けて写真のプロフェッショナルを目指す学科。

映画学科:映像文化を研究し、映画に関する専門的な知識と技術を身に着けた映画界のスペシャリストを目指す学科。

美術学科:美術の本質を探究し、豊かな想像力を活かした新しい美術の創造を目指す学科。

音楽学科:知識と技術を身に着け、豊かな感受性と人間性を備えた音楽家を目指す学科。

文芸学科:文芸的な創造力と表現力を学び、文学研究を通して作家やジャーナリスト、文学研究者を目指す学科。

演劇学科:演劇を研究し、表現方法の習得と技術の研鑽を目標とした学科。

放送学科:実技や理論を修得し、広い視野を持った多彩な人材を目指す学科。

デザイン学科:あらゆるジャンルのデザインに通じた多様なニーズに応えるデザイナーを目指す学科。

卒業後の進路は?

日本大学芸術学部を卒業した後の進路は多岐に渡りますが、多くは一般企業に勤めています。有名なところでは、株式会社朝日新聞出版や株式会社スクウェア・エニックス、ヤマハ音楽振興会、株式会社テレビ東京などです。卒業生の中には、市役所や県庁、防衛省陸上自衛隊、東京都教育委員会に勤めた方もいます。

各学科には、実際にタレントや芸術家として活躍している方も数多くいます。例えば、名探偵コナンの作者として知られる漫画家の青山剛昌さんや、イラストレーターの安西水丸さんは美術学科の出身です。映画科からは、著名な方で俳優の佐藤隆太さんや船越英一郎さんがいます。作家の林真理子さんやよしもとばななさんは文芸学科の出身です。声優の石田彰さんは演劇学科を、小野大輔さんは放送学科を、それぞれ卒業しています。

他にも日本大学芸術学部からは、多数の著名人が輩出されています。

合格するためには?

多数の著名人の母校であり、就職実績も豊富な日本大学芸術学部は、多くの進学希望者が集まります。募集人数は多いものの、受験者数も多いため、対策なしで試験に合格し、入学することは難しいでしょう。

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