皆さんは自分の子供には、将来どのような大人になってほしいですか?スマートフォンの普及などここ10年で身の回りのことが大きく変化したように、これから先の10~20年は人工知能の発達により今まででは考えられなかったことも当たり前になる時代になると言われています。人工知能が発達することでさまざまな職業が人工知能に取って代わられてしまうと考えられているため、自分の子供は人工知能に負けないスキルを持った人に育ってほしいですよね。
小中学生の子供を持つ親のうち、6割以上が子供に発想力や想像力を持ってほしいと考えています。無から有を生み出す、いわゆるクリエイティブな行為は人工知能が苦手とする分野であるため、それらのスキルを身に着けていれば将来就職にも困らないだろうという親心が分かります。
しかし、発想力や想像力はどのようにして鍛えたらよいのでしょうか?学校教育でそれらを試される機会として真っ先に思い浮かぶのは図工や美術といった、芸術に関わる分野です。しかしながら芸術系の科目は国語や英語、算数、理科、社会と言った主要五科目から見ると軽視されがちな部分です。そのため、発想力や想像力を鍛えるためには学校教育ではなく習い事のほうが向いているとお考えの親御さんも多いでしょう。実際に発想力を鍛えることを目的とした子供向け教室もあります。
せっかく習い事をするのであれば、発想力や想像力を身に着けられるだけではなく、将来的にも役立つスキルを身に着けられるような習い事を始めさせてはいかがでしょうか。そうすることで子供の可能性が広がり、子供が苦労する可能性が低くなります。
これからの習い事はプログラミングがおすすめ
プログラミングは、2020年度から順次学校教育で必修化されていくなど、期待が高い分野です。実際にシステムエンジニアやプログラマーといった職業の求人倍率は8倍を超えているなど、プログラミングができることで職業選択の幅は大きく広まると考えてよいでしょう。また、人工知能の恩恵を受けるのではなく、人工知能に何かを行わせる側の人間となれば、さらに活躍が見込まれます。
現在の日本では、人工知能やIoT(モノのインターネット)などネットワークでつながる複合的なプログラミングができる人材「高度IT人材」が不足しています。早期にプログラミング教育を行うことで、システムエンジニアやプログラマーの中でも特に求められる人材になることも不可能ではありません。
また、プログラミングで鍛えられる発想力や論理的思考能力といった数々のスキルは、IT人材にならず別業界に進むとしても必ず役に立つスキルです。特に論理的思考能力は、大人になってから習得しようとすると考え方の根本から変える必要が発生することもあり、習得が難しいスキルのひとつです。幼いうちから論理的思考能力を身に着けさせることは子供の人生にプラスに働くことでしょう。
現在は子供向けのプログラミング教室も数多く開講されています。数あるプログラミング教室の中でも、レベルに合わせた学習ができるだけではなく、意欲に応じた学習もできるとして人気が高いのが、ドワンゴが開設している小学生向けのプログラミング教室です。こちらの教室は生徒の満足度が95%と非常に高い上に、小学生からでもゲーム開発など実践的なプログラミング学習ができる点が高く評価されています。